ゲーム製作の一部を障害者施設に依頼しています。


一芽で製作しているゲームは、すべて障害者施設に一部の仕事を依頼しています。

説明書の印刷だったり、箱詰だったり、カードの印刷だったりです。

モノによって内容は違いますが、製作から販売に至るまで、すべてのプロセスで意義を持たせたい、という思いがあるからなのですが・・・実は影響を受けた本があってのことです。


「日本で一番大切にしたい会社」シリーズの中で、ある企業さんがやっていたことなのです。(大変良い本ですし、ベストセラーにもなっているので知っている人も多いですね)


これはぜひともマネしたい。取り入れたいそう思いました。

ただ、取り入れようにも、まずはそういった作業をこなしてくれるところを探さねばなりません。残念ながら交友関係、人脈といったものは狭めなのでつながりもなくです。

まずは、メールにて問い合わせから。


一つ目のところには、メールで問い合わせるも返信すら来ず、


2つ目のところでは、作っていただくことはできましたが、とても商品として販売できるレベルの仕上がりではなく(もちろん障害者施設なので印刷などがメインではありません。プロの印刷会社に頼むのが筋ですし、無茶を言っているのは自分です)

ここで作ったものは、お試しゲーム実験に参加してもよいよといってくれた方に、お渡ししました。


そして、3つ目の施設にたどり着き、現在はそこで印刷や各種、箱詰などの作業を行っていただいています。

障害者施設さまにて製作を手伝ってもらっているという理由で購入いただける方もいらっしゃいましたので、本当に行ってよかったなと思っています。

特に、ほめゲームは、製作から購入まで、どのプロセスでも誰かにちょっとの幸せやプラスを与えられるゲームだと思っています。

一芽(ひとつめ) ~ ほめゲーム、演劇の新神などゲーム製作

カードゲーム製作と販売をしています。 「ほめゲーム」製作以後、アナログゲーム(非電源ゲーム)の持つ教育的側面(特に対人関係)に注目し、カードゲームの製作を始めました。遊びと学びの交点となる場作りにカードゲームは有効です。 ゲーム製作の進捗やゲームへの感想などを主に。