新規教育系カードゲーム「さとりと」の進捗


21年の秋ごろ完成を目途に進めてきましたが、思ったより時間がかかりました。

デザインを良いものにしようと何度も打ち合わせを繰り返していくと時間がかかりますね。週間連載のマンガ家さんは本当にすごい作業こなしているなと驚愕しますね。一個の商品のデザインでこれだけ時間かかってしまっていますから。

というわけでキャラクターのラフ画です。妖怪兄妹の妹ちゃんのほうです。


さて新規ゲームのゲーム名ですが、「さとりと」と言います。

これはゲームの内容を端的に表したゲームタイトルです。

タイトルからどんなゲームなのか、なんとなーくわかる人はわかります。


一芽で製作するゲームは、


・遊びと学びに交点を創る

・100年、200年先の未来になろうとも、おそらくは人が必要とするであろう能力

・人と人の相互理解を促すもの、触媒となるもの。


これらを満たすようなゲーム製作をしています。そして、毎回テーマを一つ作っています。


ほめゲーム・・・褒める力、褒める練習の場を作る。

演劇の新神・・・演技力、演劇を身近に楽しめるようにする。


そして今回

「さとりと」・・・推測力がテーマです

推測力がテーマなので、

ゲームタイトルからどんなゲームか推測という体でこの記事を書いていますw


そして、進捗です。

カードのデザインデータは9割5分完成しています。

現在はパッケージデザインに進んでいます。そちらも残り裏面のみ。

説明書は原稿は仕上がっているので、デザイン待ちですね。


カードの文章面のデザインです。非常にシンプルなデザインで、お題が書けるようになっています。


それら印刷データが出来上がったら印刷開始ですが、障害者施設でいつも作っているので、

今年中に販売開始まで行くのはちょっと難しそうかな~という見込みですね。


今回のゲームは「ほめゲーム」同様にやることはシンプルです。シンプルではありますが、そのゲームの過程では刺激される要素が多く含まれています。

なんでも検索でカンタンに答えが調べられてしまう現在です。自分の頭で考えず、ただ答えだけ得てしまっていないでしょうか?


推測し、想像を働かせること

未知の困難、未知の問題に直面した時に必要になる力だと思っています。

自分自身で推測し想像し考えていく、この過程をゲーム感覚で手軽に楽しみましょうというのが今回のゲーム「さとりと」の意義ですね。

一芽(ひとつめ) ~ ほめゲーム、演劇の新神などゲーム製作

カードゲーム製作と販売をしています。 「ほめゲーム」製作以後、アナログゲーム(非電源ゲーム)の持つ教育的側面(特に対人関係)に注目し、カードゲームの製作を始めました。遊びと学びの交点となる場作りにカードゲームは有効です。 ゲーム製作の進捗やゲームへの感想などを主に。